不安で人を煽って何が楽しいのだろうか?
不安というものについて思うところを書いてみます。
不安。
その感情自体がでてくることは問題ではない。
出てきたのなら「何が不安と感じさせているのか」など感じていけばいい。
いけないと思っているのは、不安という感情をベースに何かをするということ。
◯老後が心配だから貯金をしておこう。
◯就職・転職が不安だから資格でもとろう。
そういう動機でやるのは多分うまくいかないことが多いだろう。
別にやっても構わない。
不安を解消しようと思って始めたことが逆により不安を感じさせる出来事に遭遇することもあるかもしれない。不安が不安を呼び寄せる的な。
たちが悪いのが不安をネタに人を煽ること。
「この壺を買うと運気が上がるわよ」とかそういう類のこと。
以前ネットワークビジネスに巻き込まれた際も不安を煽っている人が多くいた。
「年金もらえるかかわんないんだから、老後のために今からお金を稼ごう。老後にはこれだけの額が必要だよ。」
別にお金を稼ぐことはわるいことではない。
お金があることで選択肢がふえるのだから稼ぎたければ稼げばいい。
将来が不安だからとかそんな理由でたきつけるのはどうかしている。
それに、どうして自分1人で生活することが前提なんだろうと不思議に思う。
子どもに世話をしてもらうだとか、地域の人たちでなんとかするとかそういう発想はないのだろうか。
困っていたらお互い様という気持ちが当たり前の地域になっていればお金がなくても案外生きていけるもんじゃないかと思っている。
理想論かもしれないけれど。
そういう地域を作っていきたいなという想いはある。どうすればいいかはわかっていないけれど。
正直年金は貰えても貰えなくてもどっちでもいいかなという意識はある。年金は将来の自分というよりは今の年配の方に対して払っているという意識がある。だからなのか将来のことはその時の若い人達などに頼ればいいと思っているところがある。
不安ってだいたい先のことに対して使う言葉だ。
今に対して使う言葉ではない。
今を楽しむことができなければいつ楽しむのだろうか。
今を生きることに真剣になれば不安なんて感じなくなる。