就職するときに抱いていた気持ち
今日は4/1。新年度ということで新卒で入った会社の経緯を書きます。 振り返ると感情って大事なんだなと思わされる内容だなと感じています。
新卒で入った会社の業務はwebアプリケーションのソフトウェア会社。社員は10人ほど。 入社の動機はソフトウェアで何かを作ってみたかった。苦手と思っているwebのアプリケーションをやってみたかった。 これからwebアプリケーションは大事かなという意識はほんの少しだけあった。
と、それっぽい動機を書いてみたはいいけれど、
心の奥のほうにあったのは…
不安や恐れだった。
「大学→就職」というレールから外れてしまう不安。
世間体やまわりからの視線を気にしすぎていた。
就職活動している時にはどこか微妙な違和感を感じていた。
スーツ着て説明会行って面接受けて…ということがなんだか変な感じがしていた。
就職活動することが当たり前という同じような方向を向いているというなんとも言えない気持ち悪さがどこかにあった。
就職することが一つの道ではないだろう。就職しないという道もあるのになぜみんなはそっちを選ぼうとしないのだろうと思っていた。 そう考えていた自分はどうかというと、就職しないという道を選ばず皆と同じように就職の道を選ぼうとしていた。 レールを外れるということが怖かったからというのが正直な気持ちだった。
正直私の就職活動はうまくはいかなかった。第一志望と言っていた企業は落ちた。その後も落ち続けた。 不安が底の方にある中でやっていたのだからうまくいかないのは当たり前なんだと今ならそう思う。
そんな中初めて受かったのが新卒で入社した会社。 なんで受かったのかはよくわかっていない。 この会社だけどこか必死になっていた部分はある。 他の会社では見せられなかった必死さがあった。 そこが受かったポイントなのかもしれない。
受かった後も他のところも受けて比較して決めようかとも思ったけれど、この時も不安からこの会社でいいと決めた。他に受かる可能性があるかどうかはわからない。もしかすると受かったところもダメになるかもしれないという不安が襲ってきたから会社を決めた。
そういう不安から始まったことだからか、思ったようにいかない日々が続いた。 あー、自分はここまでできないのかと落ち込む日々が続いていた。 そうすると精神的に参ったことがあった。後から思えばあれが鬱なのかなと思うような感じだった。
その時期に加藤さんの呼吸法に出会った。
他に岡田哲也さんのブログの内容をよく読むようになっていた。
そこから感情に焦点を当てて生きるようにしてみた。
そうすると段々と生きやすくなってきた。
他にも色々辛い出来事が起こったけれど、それはただ単に自分の感情を気づかせるための出来事だったのかなと感じている。 不安や恐れを感じさせるために辛い出来事を体験したのかなと。
今は不安がないといえば嘘になるけれども前に比べればだいぶ小さい。10分の1ぐらいにはなってるかも。 自然とどこかで大丈夫だなと思えるようになっている。 少し遠回りしたけれども、不安が少なくなってきてこれからどうなるのかなとワクワクしています。
最後に一言。
感情は本当に大切。
今の自分が何を感じているかを無視して行動を起こすと無視した感情を感じるような出来事が起こる。
今何を感じているかを大事にしていくと本当の自分に出逢う。
呼吸法はそのためのツール。
感情を大切に。