世界はまわると言うけれど

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GARNET CROWの解散は意外なものだったのか

この記事の「流石に応援しているバンドが解散した時は悲しかった」という部分でふと思い出すことがあった。

好きなバンドの解散

2005年頃からGARNET CROWのファンになってずっと聴き続けている。
学生の時分に聞いていたこともありGARNET CROWの在り方・曲に影響を受けている。

そのGARNET CROWが2013年に解散した。
「え…嘘…本当…?」と驚きと悲しみと同時に「やっと解散か…」と少し安堵に似た気持ちを感じていた。

悲しいのは当然。1番好きだったバンドが解散するのだから。当たり前にあるものがある日突然なくなってしまうのは本当に悲しい。始まりがあるものに終わりが在るのは当然のことだけれど受け入れ難いものがある。もう新曲を聴けないのか…、ライブにも行けないのか。

でも、「やっと解散か…お疲れ様」という気持ちは出てきていた。 2010年のライブで「もしかして解散…するのかな?」と感じたことがあった。 ファンクラブに入っていて前から2列目という良い席でライブに参戦できた。メンバーの表情をはっきりと見える位置だった。 緊張しているのかずっと表情硬いな、もしかして楽しくない?という印象を受けた。それから解散ということもあるんだなとどこか感じていた。

あとね、その後辺りから出てきた曲がどこかGARNETらしくないなって感じを受けていた。まだうまく言語化できていないけれど、どこか惰性で続けている…そんな感じがあった(あくまでの自分の中での感覚)。惰性で続けるのならいっそ活動休止か解散してくれた方がGARNETらしいと思っていた。

だから想像していたよりも自然に受け入れることができた。

それと最後の最後でよかったなと思うのは解散理由が「GARNET CROWとしてすべてを出し切りました。」というキレイな理由だったこと。解散する少し前の何かのインタビューでまだやれることがあるというようなことを言っていた記憶があるから出しきってなんかいないと思う。本当の解散の理由は別のところにあるのだろうけど、「やりきったから終わる」という形で締めくくったのがGARNETらしいかなと思った。曲だけでなく全てを含めてGARNET CROWという作品という印象を受けた。そういうところに惹かれたのかもしれない。

解散について下記の記事がとてもよく書かれています。

GARNET CROWの解散コメントは、まさに彼らの「作品」の一部だった、彼らがステージで語るコメントとして、その他の理由はふさわしくなかった、このことは、ご理解いただけたのではないかと思います。

また彼らに逢うことはあるのだろうかな。
逢ったとしてもそれはGARNETとは違う形なんだろうな。

GARNET CROW REQUEST BEST

GARNET CROW REQUEST BEST