世界はまわると言うけれど

呼吸法、コーヒー、占いなど日々感じたことを綴っています。

矛盾しているようなことに真理が隠れているかもしれない

言動が矛盾している人は信用を集めにくい。
口では東へ行くと言っているけれど、
西に向かって行動しているような人。
現時点での言動について
チグハグなことを言っている人。
信用しようと思っても、
何を持って信用すればいいかわからない。

時系列が加わると少し見方が変わってくる。
過去◯◯と言っていたけど、
今は△△と言っている。
人の考えは変わるもの。
生きいているのだから何かしら影響を受ける。
外側から受けることもあれば、
内側から受けることもある。
過程を聞けば理由がわかるかもしれない。
理解できるかどうかは分からないが。

主観的な要素が主体の矛盾は、
どことなく信用出来ないというか、
自然と疑問が湧き出てきて
受け入れ難いものを含んでいる。

色々な矛盾があると思うけれど、
たいてい矛盾というものは嫌がられている。
悪者にされがちに見える。
少し違っただけで一貫していないと言われる。
表面的な部分を拾われて、
違うことを言っているから信用出来ない!
と除け者にされる。
些細な違いなら許してあげればいいものを…。

そういう矛盾の中にも時にハッとさせられるようなものがある。

変えないことが変わること

一見すると真反対の言葉。

何かを変えようとしても変わらない。
自分達は自分達のやり方を変えずにやる。
やり方は変わっていないけれども、
結果は変わってくる。
自分達は変わらなくとも周りは変わっていく。

経済であったり
環境であったり
風潮であったり

受け取る人たちが変わっていっているから、
結果が変わっていくのは当然だろう。
長年愛され続けているものというのは
何かしら大事なものを秘めている。
愛着という言葉だけで言い表せないことを
含んでいるように思う。

お腹で息を吐く

加藤さんの呼吸法の基礎の基礎。
加藤さん自身よく言われている言葉。

息は口と鼻でするもんだ! お腹でなんかできるもんか!

そういう言葉がでてくるのは当然だと思う。
本当のことだもの。

でもね、ただ想ってみるだけでいい。
実際は鼻で呼吸をしているんだけれど、
まるでお腹で呼吸をしているように想像する。
想像してお腹で呼吸をしているように振る舞う。

何回も何回も繰り返していくと
ある時何かが違うと気づく時がある。
何かが変わったような感じがする時がある。

それが無意識にアクセスできている感覚なのかもしれない。
インスピレーションが湧き上がってくる。
そういう感覚はとっても大切にしたい。

常識でがんじがらめになっている頭をほぐしてくれる。 そんな矛盾に出逢えると世界は一層明るくなる。
明るくなって見えていなかったものが
見えてくるようになってくる。

そんな風に思えると矛盾も悪くないものだなと思えてくる。
あなたはどんな矛盾がお気に入りですか?