寒暖の差が生物を強く逞しくしているのかもしれない
桜が咲き、花びらが散っていくのを見かけると春なんだなという実感が湧いてくる。 ここ最近も暖かい日もあれば寒い日もあり、気温の面でも春に向かっていっているんだなと感じる。
春と聞いて思い浮かぶのは眠っていた動物・植物が目を覚まして活発になっていく季節。 寒い、温いを繰り返すというのは生物を元気に強くさせるものなのかなとふと思った。
以前テレビ(鉄腕ダッシュ)で糖度の高い甘いかぼちゃの話をやっていた。
熟成庫の中を、昼間は45度程度、夜は外気温にさらし、20度程度の温度差を作る。 常温で熟成するよりも、激しい温度変化を与える事で、かぼちゃは、生命の危機を感じ、身に蓄えていたでんぷんを糖分に変える。 この熟成を5日間行うことで、糖度18度~20度の甘いかぼちゃになる。
DASH村|ザ!鉄腕!DASH!!|日本テレビ
寒暖の差を利用して熟成させる。
この話を見て、かぼちゃだけの話ではないのかも、生物全体に言えることなのかもしれないなと感じた。
コーヒーも寒暖の差を利用して作られていると聞いたような気がする。
人間は体温が1度下がると免疫力が30%さがり、1度上がると5,6倍免疫力があがるということを本で読んだことがある。 読んだ時はなんでそこまで差がでるのか不思議だったけど、かぼちゃの話を聞いてあながち嘘ではないのかもしれないと思った。
寒暖の差を感じて「生きよう!」とする生物の本能がそうさせているのかもしれない。
一度ゆっくり調べてみたいなと思っている。
いつになるかはわからないけれど。