「自分を大切にする」ってなんだろう…
前回の続き。
「自分を大切にする」と気付いたけど、じゃあ何をすれば自分を大切にしていることになるのだろうか。 楽しいこと、好きなことをやったらいいのでは!と思ったけれどちょっと違う。 それはそれで楽しいことだし良い気持ちの時間を過ごせるだろうということは想像がつく。
でもね、その時間が終わるとまた前と同じような時間が訪れるんだよ。 どこか虚しいというか不安があるというか心にちょっと穴が空いているような時間に戻ってしまう。
まるで仮面を被って生きているような感じ。 仮面を被っていれば別の自分になれて本当の自分を隠したまま生活できる。 1人になって仮面を外した時、蓋をしていた感情が溢れ出してきてパニックになる。 パニックになる自分を受け入れられなくてまた仮面を被る。
こういう例えをすると本当に自分を大切にしていないんだなとわかってしまう。
では何をすればいいのだろうか。
できるだけ見ないようにしていたもの。
ちらちらと見えてはいるんだけれど頑張って視界に入れないようにしていたもの。
気付いてはいるんだけれども向き合うことを怖がっているもの。
やらなきゃいけないとわかっていてても後回しにしてしまっているもの。
本当は気付いている。
そういう後回しにしているものが大事なものだっていうことを。
それが自分の本音だっていうことを。
その自分の本音と真正面から向き合う。 真正面がきついのなら寄り添う感じでもいい。 とにかく本音に対して気付いて話を聴いて、受け止めてあげる。
これが「自分を大切にする」ってこと。 自分の本音に気づき、自分の本音を受け入れ、自分の本音と共に歩いていく。 これが自分を生きるということ。
ほんのちょっとの勇気を持って向き合おう。