「13ヶ月と13週と13日と満月」を思い出した
photo by Adrian Kingsley-Hughes
昨日の記事に関連して「13ヶ月と13週と13日と満月」という小説を思い出した。
ファンタジーのような話で子どもが対象なのかもしれないが、歳を重ねて色々経験した後に読んでも十分楽しめる内容。
特に最終章に入ってから無性に感動がこみ上げてきていた。
なんだろう、今いる環境、今の時間がすっごく大事なんだってことがふつふつと感じた。
当たり前であることがとても大切なんだってこと。
こんなに感動するなんて思っても見なかった。
「メレディス、今あるものをすべて当然だと思ってはいけない。すべてが永久にこのままだなどと考えてはいけない。決して変わらないものなどないんだから。……かわれわれにできるのは、最善を祈ること、そして今、目の前にあるものを楽しむことだけだ。今のために生きるのではなく、今を生きるんだよ。確実なのは今だけなのだから。」
この言葉は結構響いた。
呼吸法を学び始めてから「今」という言葉がものすごく重要だということがヒシヒシと感じるようになってきている。
今があるから未来を創れる。
今を充実させてこそより充実した未来を創ることができる。
そういう「今」というメッセージをここ2ヶ月ぐらいで受け取っている気がする。
帯にあった言葉も素敵だった。
また読み返してみたいと思う。
今しかできないことをするためには、今っていう時間が大切なんです。
でも、過ぎ去って無くなってみないと、大切だったことに気がつかないんだと思います。
そのことをこの本は教えてくれました。