呼吸ワークショップの感想
呼吸は鼻
息吐きながらお腹をへこませます
吐いたら力を抜きます
気持よく、丁寧に、ゆっくりと
一生懸命やらないこと
この言葉は加藤さんがワークショップのレッスンの時に必ずいう言葉。
最初聞いた時CDの音声そのままだと思った。
本当にそのまんまでゆったりと気持よく誘導してくれる声。
- 作者: 谷川俊太郎,加藤俊朗
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2010/01/22
- メディア: 単行本
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百聞は一見にしかずと言いますが、本当にそのとおりだと感じています(誰がこのことわざ考えたんだろう)。
本やCDでは得られないことをワークショップで経験しています。
週に1回約90分まとまった時間で呼吸法を行う。
普段1人だとこんなに長い時間続けて行うことがない。長くても10〜15分ぐらい。
そして加藤さんの誘導があるからこそいろいろな気づきがあった。
特に大きな気付きが次!
吐くことだけに意識を向ける
冒頭の言葉にもある「息吐きながらお腹をへこませます。吐いたら力を抜きます」という言葉、どこにも「息を吸います」なんて書いていない。けれど実際にやってみると当たり前のようにお腹の力を抜くよりも息を吸うことに意識を持って行かれている!
はじめて気づいた時はショックだった。
言われているとおりにやっているつもりでも、実際はやっていない。
相手の言っていることを自分自身のフィルタを通すと少し曲がって聞いている。それも無意識のうちに。
素直に相手の言うことを聞くっていうのは案外できているようでできていないんだなと思わされた。
そして加藤さんの言うことをそのまま受け取って理解をしないと加藤さんが本当に伝えたい事を理解できないように思う。
息を吐ききると空気は勝手に入ってくる。そういう風に体の仕組みがなりたっている。
だから吸うことには一切意識を向けずに吐くことだけに集中する。
自分の体の力を信じよう。
こんなことが冒頭の言葉に込められているんだろうなと感じた。
思い切ってワークショップに参加して本当に良かったと思っている。
本を読んだだけでは掴むことができなかった感覚を得ているように思う。
長く続けていくと本当にいろいろなことに気づくことができそうな予感がする。
(余談)
加藤さんって結構子供のような心を持っているんだなーといい感じにCDや本で思っていたイメージを裏切られた。